オンライン・インタビューで必要なライターの5つのスキル

オンライン作業でライターに必要なスキル

オンライン・インタビューで求められること

インタビューで必要とされるスキルは、どんな状況においても変わらないものでしょうか。 答えはノー。同じ人物をインタビューする場合でも、対面とオンラインとでは事情がかなり異なります。

現在、ウェブ上で様々なコミュニケーション・ツールが活用されていますが、ツールさえあればどんなライターでもオンライン・インタビューができるわけではありません。通常必要とされるスキルに加えて、オンラインの特性を踏まえた次のような「5つのスキル」が求められます。

 

①コミュニケーション力

時間を指定して会いに行く取材とは違い、オンライン・インタビューはウェブ上のツールにつなぐだけでスタートできます。そうした手軽さから、取材相手が直前まで他の仕事をしていて、急にインタビューに対応する可能性も考えられるでしょう。そんなとき、取材相手の気持ちをどのようにしてこちらに向けるか、集中力をどう引き出すか、それはライターのコミュニケーション力にかかっています。

 

②質問力

その場にいるからこそわかる相手の息遣いや細かい表情は、オンラインではなかなか掴みにくいものです。そこで必要となるのが、高度な質問力。言葉や雰囲気、会話の間(ま)から相手の様子を素早く読み取り、適切な質問を投げかけられるかどうかで、インタビューの質は大きく左右されます。

そうした質問力を支えるのは、インタビュー前に行う入念な準備です。クライアントのニーズを踏まえたリサーチ、時間配分を見据えた取材シートの作成、画面上で共有する資料の用意など、対面時よりさらに細やかな事前準備が欠かせません。

そして、オンラインでも聞き取りやすい声のトーンで、わかりやすく、誤解を招かない言葉を使うことも、重要なポイントのひとつです。

 

③対応力

取材相手の日常生活や仕事の延長線上で行われがちなオンライン・インタビューは、対面で行うときより優先度が低くなりやすい側面を持っています。ときには、相手に緊急の用事が入って、取材を一時中断することもあるかもしれません。そうした場合でも、臨機応変に対応する力、どうすればスムーズに進められるかを判断して柔軟に対応する力が必要です。

 

④ウェブに関する知識

オンライン・インタビューでは、インタビュー中にパソコンの画面上で資料を共有したり、ドキュメントを共同編集したりすることもできます。そうしたオンラインならではのメリットを活かすためには、ウェブに関する知識が必要不可欠です。

また、以前と比べると通信が突然切断されることは少なくなりましたが、音声が聞き取れないなどの問題が起こる可能性は十分に考えられます。そうしたトラブル時に素早く対応できるスキルも求められます。

 

⑤礼儀正しさ

インタビュー前に直接挨拶したり名刺を交換したりする時間がないため、効率よく進行できる一方で、対面時より取材相手との関係を築きにくいのも事実。心地よい雰囲気でインタビューを進められるよう、礼儀正しい態度や言葉遣い、清潔感のある服装を心がけることが大切です。

 

 

オンライン取材に長けたトオクのライター陣

トオクには、対面取材はもちろん、オンライン・インタビューを得意とするライターが多く在籍しています。ビジネス、サイエンス、医療、IT、マーケティング、教育、グルメ、旅行、美容などそれぞれの得意分野を活かし、クライアントのニーズに合わせたインタビューを行います。

また、対面での設定が難しい海外取材にも、オンラインでの対応が可能。英語ネイティブやバイリンガルのメンバーが、文化的背景を踏まえた質の高いコンテンツを日本語もしくは英語で作成します。

私たちトオクは、発展し続けるウェブ上の様々なツールを存分に活用し、遠く離れた場所でもすぐ近くにいるような臨場感で、クライアントのニーズにお応えしていきます。

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